エリアや分野は
絞り込んだ方が良い?

エリアや分野は絞り込んだ方が良いでしょうか?

エリアや分野は絞り込んだ方が良いでしょうか?

エリアに関して全国になると拠点以外の都道府県の求人情報が集まらなかったりなど、かえってマイナスになるのでしょうか?また分野にも同じことが言えますでしょうか?

エリアでも分野でも一つは絞り込んだ方が展開しやすい

エリアも分野も絞り込まずに数ある大手が運用する求人サイトと戦っていくのは困難を極めることが予想されます。求人サイトは求人情報量がユーザ集客のカギを握ります。

47都道府県かつすべての職種にて展開する場合、それだけの求人情報を取得するための営業エリアが広がることになりますので、初期の求人情報取得に対して投下する営業活動費用が多大に必要になります。

営業にかけられるリソースが多くある場合は、全国×すべての職種で勝負してみる価値もあるのかもしれませんが、やはりエリア(関東、東海など)か都道府県ごとに絞り込んだ方がサイトにも特異性が出るし、求人情報も特化して配信しやすくなります。

ゆっくりと求人情報を増やしていくという考えもありますが、求職者からすると、検索してサイトに辿り着いたが該当する求人情報が1件もない場合、直帰率が高く、滞在時間も短い、サイト内PVも少ない、Googleに対してはかえってマイナスの評価を積み上げることになってしまいます。

展開がしやすいか、そうでないかで判断すれば、エリアか職種は絞り込んだ方が良い、といえます。

どこまで絞り込むべきか?

まずはエリア、分野で絞り込んだ時に、求人情報を掲載してくれる対象企業の絶対数がどれほどになるかを把握していくと良いかもしれません。

例えば美容室で考えると、2014年での美容室の数は全国で24万件前後もあるようです。

美容室の求人の最大手であるホットペッパービューティには、約23000件の掲載店舗があるようで、全国の美容室の数に対して約10%の掲載店舗を獲得しているという計算になります。

ホットペッパービューティは知名度も高く、実際に掲載効果も高い求人媒体と有名であります。そうなると、ベンチマークとして考えることが可能です。

対象企業の絶対数に対して10%の求人掲載がある意味よく営業できているサイトと判断できるということです。エリアと分野で絞り込んだ際に、その対象企業数の10%が著しく低くなる場合は、絞り込み方を考え直した方が良いかもしれません。

例えば愛知県×美容室に絞り込む場合、愛知県の美容室の数は10000件前後だそうです。その10%の掲載をなんとか取得できたとして、1000件。

現在は成約課金が主流ですが、平均的な収益を算出するためにあえて掲載期間型課金にて、1000件の場合の収益を算出してみます。

色々と美容室のサイトを調べてみると、現在ほとんどが成約課金で運用がされているようです。ホットペッパービューティはまだ固定掲載料で頑張っているようです。

ホットペッパービューティにはいろいろプランがあるのですが、掲載料金を平均化して、さらにこの大手の価格に勝るのは難しいので、そこから半分以下に費用を落とし月3万円前後と想定してみると、単純計算で1000件×3万円=300万円が月の収益として考えることが出来ます。

愛知県に絞った場合、ホットペッパーよりもぐっと掲載料金を抑え、かつホットペッパービューティと同じ掲載件数で、月300万円の収益となります。

これを、多いととらえるのか少ないととらえるのかで、判断は変わってきます。

月300万では少ないと考える場合、岐阜、三重を含める東海3県までに範囲を広げることも可能です。または、愛知でとりあえず初めて、のちにほかのエリアを拡張することも考えられます。

事業部、及び会社の規模に合わせて、分野とエリアを上手く絞り込むことで、より効率的に、効果の上がるサイトを企画することが可能となります。

拡張の事例

弊社でサッカースクールに特化した求人サイトを作成・保守させていただいているのですが、1年前後で収益化が成功し、2年目からはスポーツという枠に広げ、今でも収益を月単位で上げているケースがあります。

これも営業方針によるのですが、まずはサッカースクールで様子を見て、求人を出してくれる企業に営業をまわる際に、徹底的に企業側のニーズをヒヤリングして、必要だと思われるところにピンポイントで枠を広げる、という多少慎重な姿勢が成功へ導くケースも少なくありません。

必ずしも絶対数が多い方が、収益化しやすいというわけでは無い、という事をこのページでご理解いただけますと幸いです。

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